ペット保険比較

ペット保険って必要?大型犬の飼い主さんが知っておきたい選び方

大型犬にペット保険は必要?

大型犬を飼っていると、ふと「うちの子にもペット保険って必要なのかな」と考えるタイミングがあると思います。結論から言うと、大型犬こそペット保険の恩恵を受けやすいと言われています。

大型犬は体が大きい分、麻酔や薬の量、手術にかかる費用も小型犬より高くなりやすい傾向があります。手術が必要な大きなケガや病気になった場合、治療費が数十万円になることも珍しくありません。健康・病気の記事でもお伝えした通り、股関節形成不全や胃拡張・胃捻転、心疾患など、大型犬は特有の病気リスクを抱えやすいこともあり、いざという時の備えとして、ペット保険を検討する飼い主さんは多いです。

さらに、大型犬は一度の治療でも使う薬剤の量が多くなりがちで、同じ病気でも小型犬より治療費がかさむケースがあります。加えて、股関節の手術や腫瘍の摘出など、大掛かりな手術になると、費用は一気に高額になることも。もちろん保険なしで過ごしている大型犬もたくさんいますが、「まとまった治療費が急に必要になっても、治療の選択肢を諦めずに済むように」という安心材料として、加入を考えてみる価値は十分にあると思います。

ペット保険の仕組みをざっくり理解する

保険選びの前に、まずは基本の仕組みを押さえておきましょう。難しく感じるかもしれませんが、ポイントは3つだけです。

補償割合

治療費のうち、保険会社がどのくらいの割合を負担してくれるかを表す数字です。50%・70%・90%といったプランが一般的で、割合が高いほど自己負担は減りますが、その分毎月の保険料も高くなります。たとえば10万円の治療費がかかった場合、70%補償なら7万円が支払われ、自己負担は3万円で済む計算になります。

カバーされる範囲

通院・入院・手術のすべてをカバーするプランもあれば、手術のみに絞った掛け金の安いプランもあります。日頃の通院まで手厚くカバーしたいか、大きな出費だけ備えたいかで、選ぶべきプランが変わってきます。通院の頻度が高くなりがちな持病がある子には手厚いプラン、普段は健康で万が一の備えとして入りたい場合は手術特化型のプラン、というように、愛犬の状況に合わせて考えるとわかりやすいです。

免責金額・限度額

「1回の治療につき、いくらまでは自己負担」という免責金額や、「年間・回数あたりいくらまで」という補償の上限が設定されていることが一般的です。この上限を超えた分は全額自己負担になるので、事前にしっかり確認しておきたいポイントです。

保険を選ぶときに見るべきポイント

補償割合と保険料のバランス

補償割合が高いほど安心ですが、その分月々の負担も大きくなります。無理なく続けられる保険料かどうかも、大切な判断基準です。「もしもの時に困らない範囲で、できるだけ長く続けられる金額」を意識して選ぶのがコツです。

持病・既往症の扱い

すでに何らかの持病がある場合、その病気に関連する治療は補償対象外になることがほとんどです。加入前の健康状態によって、入れる保険・入れない保険がある点も押さえておきたいところです。

手術・通院の回数制限

年間の手術回数や通院日数に上限が設けられていることが多いです。慢性的な通院が必要になった場合を想定して、この上限もチェックしておくと安心です。

加入できる年齢の上限

保険会社によって、新規加入できる年齢に上限が設けられています。シニア期に入ってから慌てて探すと、選べる保険が限られてしまうこともあります。

継続時の保険料の上がり方

多くのペット保険は、年齢を重ねるごとに保険料が上がっていく仕組みになっています。若いうちの保険料だけでなく、シニア期に入った時にどのくらいまで上がるのかも、事前に確認しておきたいポイントです。

大型犬特有の体重区分にも注意

保険会社によっては、犬種や体重によって保険料が変わる仕組みを採用しているところもあります。大型犬は体重区分が上がりやすく、小型犬よりも保険料が高めに設定されていることが多いので、見積もりの段階でしっかり確認しておきましょう。

加入するならいつがベスト?

ペット保険は、できるだけ若いうちに加入するのがおすすめです。理由は主に2つあります。

ひとつは、持病や既往症がない状態で加入できるためです。年齢を重ねてから何らかの病気が見つかると、その部分が補償対象外になってしまうことがあります。もうひとつは、若いうちに加入した方が、その後の保険料の上がり方も緩やかになりやすいためです。

子犬のうちから加入しておくと、月々の保険料も比較的抑えられ、健康なうちに加入条件をクリアしやすいというメリットもあります。とはいえ、シニア期に入ってからでも加入できる保険はあります。「うちの子はもうシニアだから」と諦めず、加入可能な年齢かどうか、まずは確認してみることをおすすめします。

大型犬向けにおすすめの保険会社は?

保険会社によって、補償内容や保険料、大型犬に対する条件(体重による保険料の違いなど)はさまざまです。同じ補償割合でも、会社によって月々の保険料が大きく異なることも珍しくありません。

大型犬に向いている保険会社の比較については、こちらの記事で詳しく紹介しています。それぞれの特徴を見比べながら、愛犬に合った1社を見つけてみてください。

保険会社を比較して見る

まとめ

大型犬は治療費が高額になりやすいこともあり、ペット保険は心強い備えのひとつになります。補償割合やカバー範囲、加入できる年齢など、見るべきポイントを押さえた上で、できるだけ若いうちに検討を始めるのがおすすめです。

愛犬が元気なうちだからこそ考えられる備えもあります。いざという時に治療の選択肢を諦めずに済むよう、ゆっくりで構わないので、保険についても一度考えてみてはいかがでしょうか。

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