大型犬種図鑑

グレート・デーン

グレート・デーンの基本情報

原産国はドイツで、「犬種の中で最も背が高い」とも言われる超大型犬です。体重は50〜90kg、体高はオスで76cm以上にもなり、大型犬の中でもひときわ大きな体格を持っています。毛色はブラック、ブルー、フォーン、ブリンドル、ハーレクインなど、バリエーションが豊富です。平均寿命は7〜8歳程度と、体の大きさゆえに大型犬の中でも短めの傾向があります。

性格・特徴

「ジェントル・ジャイアント(優しい巨人)」と呼ばれることもあるほど、その巨体に反して穏やかで優しい性格の持ち主です。攻撃性は低く、家族に対しては甘えん坊な一面も見せます。見た目の迫力から番犬向きと思われがちですが、実際には人懐っこく、初対面の人にもフレンドリーに接することが多い犬種です。

体が大きい分、動きはゆったりとしていて、他の大型犬と比べても穏やかな気質を持つと言われています。

しつけのしやすさ・初心者向き度

穏やかで従順な性格のため、しつけ自体は比較的しやすい犬種です。ただし、体重が90kg近くにもなることがあるため、力の強さそのものが大きな課題になります。子犬の頃から「引っ張らない」「飛びつかない」といった基本のしつけを徹底しておかないと、成犬になってからのコントロールが難しくなることがあります。

体格が大きいぶん、初心者が一人で扱うにはハードルが高い側面もあり、大型犬の飼育経験がある方に向いている犬種と言えます。

飼育にかかる費用の目安

子犬の価格相場は15万円〜30万円程度が目安です。

月々の飼育費用は、体が大きい分フード代がかさみやすく、月10,000円〜20,000円程度になることも珍しくありません。被毛は短毛でお手入れの手間は比較的少ないですが、体格に合わせた大きなベッドやケージなど、グッズ自体の価格も高くなりやすい点は考慮しておきたいところです。

向いている暮らし方

超大型犬のため、ある程度の室内スペースが確保できる住環境が理想です。運動量自体はレトリーバー系の犬種ほど多くありませんが、体の大きさに見合った適度な散歩は必要です。

穏やかな性格で室内での存在感も落ち着いているため、広さのあるご家庭であれば、活発な犬種よりもむしろ飼いやすいと感じる飼い主さんもいます。ただし、家具や生活動線への配慮(体をぶつけやすいなど)は必要です。

飼うときに気をつけたいポイント

成長期の管理

急激に体が大きくなる成長期は、関節への負担を避けるため、激しい運動やジャンプを控えめにすることが特に重要な犬種です。

心臓・胃拡張のリスク

胸の深い体型のため、胃拡張・胃捻転症候群のリスクが比較的高い犬種として知られています。食後すぐの運動は避け、早食い防止の工夫も取り入れたいところです。

寿命の短さへの理解

超大型犬ゆえに、平均寿命は大型犬の中でも短めです。かかりやすい病気については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

かかりやすい病気を見る

まとめ

グレート・デーンは、その巨体に似合わず穏やかで優しい性格を持つ「ジェントル・ジャイアント」です。力の強さに配慮したしつけと、成長期の関節ケア、胃拡張への注意が特に大切な犬種です。広めの住環境と、大型犬の飼育経験がある方に、特におすすめしたい犬種と言えます。

うちの子もグレート・デーン!という方、ぜひ自慢の1枚を送ってください。
このページや他の記事内で紹介させていただくこともあります。

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